毎日子供を通わせる学校においては、大なり小なり何かしらのトラブルが引き起こるのは付き物です。
特に思春期の男女が一日のほとんどを共にするという学校の性質から、男女トラブルは引き起こりやすい傾向にあります。
事実、息子を通わせている学校でも耳にしたことはあります。
毎日勉強や部活だけをしていると気が滅入ってしまうので、友達と遊んだり、思い出を作ることは大切であり、それには恋愛も含まれるでしょう。
それゆえに引き起こったトラブルの一部を紹介します。

担任が解決してくれたが…

学校へ行く第一義的な目的は勉強であり、部活や恋愛はそれがあってこそです。
そのため、真面目に生活し、勉強も一生懸命行っていれば、部活も恋愛も満喫しても良いでしょう。
しかし、それを学校生活に持ち込むことはご法度です。
いわば、会社にプライベートを持ち込むようなものになるからです。

息子から聞いたことのある男女トラブルとして、一カップルが喧嘩し、それを学校生活の一部に持ち込んでいたことが挙げられます。
よほど激しい喧嘩だったのか、教室や廊下などでも言い争う姿が目撃されているようでした。
さらに困ったのが、その二人は同じクラス同士であったため、クラスメートも最初は止めに入っていたものの、途中からうんざりしていた様子でした。

中には勉強や読書をしたいのに出来ないというという子供といたようです。
最終的には担任の先生が介入し、なんとか解決したようですが、安易にクラス替えも出来ないため、しばらくは険悪なムードが続いたようです。

恋も勉強なのかもしれません

学生というのは、社会人に比べると自由に生活でき、気力も体力も希望もあります。
そのため、この時期から勉強以外にも様々なことを経験するべきであり、それを将来に役立ていくことが大切です。
今回の男女カップルのトラブルにおける対象となった二人も、プラスに考えれば良い経験が出来たと捉えることが出来ます。

一度引き起こってしまったトラブルはもう過去のことなので、それを引きずるのではなく、将来再び繰り返さないことが重要です。
今回の男女トラブルは、幸いにも担任の先生の介入によって解決に至りましたが、たとえば彼女を妊娠させてしまったり、道を外れてしまったりするなどの男女トラブルの場合、取り返しのつかないことになってしまいます。

恋愛も勉強とはいいますが、得られるもの以上に失うものが多いと意味がなくなります。
また、男女トラブルの当事者だけでなく、息子をはじめとする周りの子供たちも、そんな男女トラブルから教訓を得ることが出来るため、自分なりに学び取るようにすることも大切です。